群馬大学共同教育学部附属中学校

　本校では、11月21日から12月12日までを人権週間とし、今年度は「外国籍の人たちと私たち」をテーマに、人権について考える取組を行いました。

　12月12日（金）には、JICA東京高崎分室 国際協力推進員の武井様を講師にお招きし、人権講演会を開催しました。「人権と国際協力」をテーマに、「開発途上国の現状」や「多文化共生」について、これまでのご経験を基に、分かりやすくお話をしていただきました。

　講演では、「自分の当たり前は、他の人の当たり前ではない」という視点をもつことや、相手を「知る・理解する」ことの大切さについて教えていただきました。生徒一人一人が、自分自身の考えや価値観を見つめ直す、貴重な機会となりました。

　また、人権週間の期間中には、学級活動でクラスごとの人権宣言を作成したり、人権道徳の授業において国際理解や国際貢献について考え、話し合ったりしました。様々な学習を通して、人権について主体的に考えることができました。

　人権週間は終わりますが、今後も互いの存在を大切にし、思いやりのある学校生活を送っていってほしいと願っています。